お知らせ・スタッフブログ

お世話になります

今回、約９坪の増築工事を施工しました。

今ではほとんど行われなくなった材料（柱、梁、桁、垂木、間柱、筋交い等）の手刻みを大工さんにお願いして建前から行いました。

最後は機械を使っての作業になりますが差し金を用いて墨付けを行い、ノコギリやノミも使い、長さに切り落とし材料が接合する仕口と呼ばれる部分を加工して

いきます。

加工ができた材料を現場に持ち込み、建前をするとどことなく工場で加工された材料とひと味違う雰囲気が感じられます。

墨付けができる大工さんたちが少なくなってきたとは聞きますが当社にはまだ墨付けができる大工さんが何名かいます。

全ての現場を手刻みするわけではありませんが現場と大工さんとの打合せの中で今後もこうした手刻みの現場を手掛けるのも良いものです。